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東南アジアで働く人にとって大事なもの

私のように東南アジアの国を行き来しながら働いていると、iPhoneというのは結構不便なものです。
なぜならiPhoneはSIMカードが1枚しか入らないからです。(海外で売られているスマートフォンは2つのSIMカードが入るデュアルスマホが主流です)しかし、最近、あることを知ったおかげでiPhoneを買おうと検討しています。
それは、インターナショナル ローミング シムです。
何かと言うと1枚のシムカードで世界中の国や地域で使うことが出来る大変便利なカードです。
カードによっては通話のみ、データ通信のみと分かれていたり、プリペイドやポストペイドと言ったようにも分かれてたりと、使う人の用途に合わせてそれぞれ対応されている非常に便利なものです。
通信費は500MB20$や30$といったように、正直安くはないのですが、1枚のシムカードで世界各国で使えるというのは、国と国を移動する人間からすると非常に便利です。ましてや日本出張時にも使えますから。
ちなみに日本での利用も出来ますから、出張期間が短い場合は大変重宝するかと思います。

ただ調べているとタイとベトナム、マレーシア、シンガポールとアセアン地域を網羅しているのかと思うと、肝心のカンボジアが抜けており、少し残念に思っている今日この頃です。

電子商取引や他のデジタル経済に関係するものへの取り組みが最優先事項

シンガポールはASEANで来年議長の座を務めるにあたり、電子商取引(e-commerce)や他のデジタル経済に関係するものへの取り組みが最優先事項だとしています。

デジタル化されたASEAN会議にて、シンガポールはASEANの他の国々と共に電子商取引に対する障壁を減少させ、更に活性化させるため、規則の簡素化を図っていることを発表しました。
これにより、電子商取引により、東南アジアでの商品の取引は活発化し、ASEANに基盤を置いている会社の成長を促します。

<参考サイト>
東南アジアで人気のある通販サイト:Robins.VN

2025年のAECの新たな焦点はデジタル化経済の分野も含まれています。ASEANメンバー国内での電子商取引への関心も高まってきています。予想では、電子商取引によるもの(880億USドル)を含め、今後10年で2,000億USドルもの成長が期待できます。

ビジネス顧問機関シンガポール支部の議長であるロバート・ヤップは、著しい成長を見せているデジタル経済においてASEANはリーダーになり得る素質を持っている、と述べています。
(理由としてはGDP2・5兆USドルで更に6%の割合で成長しており、6億人以上の人口で35%の割合でスマートフォンが普及している事などが挙げられます。)
彼はASEANの会社に、デジタル化する経済に後れを取らぬよう、各会社でのデジタル技術の導入を呼びかけています。

会議ではデジタル化及びその他の技術の進歩による仕事の減少についての議題が注目されています。

東南アジア支部長のシュア・スーン・ジーは、この様に述べています。
政府が第四次産業革命において包括的な成長を成し遂げるためには、労働者の訓練を強化する必要がある。
人々が新たな職業を手に入れるためには、新たな技術と知識が必要になってきます。これは政府が産業発展により国民が古典的な職業を失う事を防ぐ為の長期的な解決策ではありません。