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ASEANの消費者の自信からくる光

FTCR(フィナンシャルタイムズ調査機関)景況感指数がインドネシア、タイ及びフィリピンで下がっています。
第2期のFTCR(フィナンシャルタイムズ調査機関)景況感指数が61・9%から59・3%にまで下がっている事には、タイの政治不安定やインドネシアのインフレ問題などが関係しています。
これはフィリピンの人々の心配を煽り、自信喪失につながり、マレーシアやベトナムでは微々たる利益が出ているにも関わらずです。

FTCR(フィナンシャルタイムズ調査機関)の調査によれば、インドネシア、タイ及びフィリピンで景況感指数が下がっています。
第2期の景況感指数が61.9%から59.3%にまで下がっている事には、タイの政治不安定やインドネシアのインフレ問題などが関係しています。
これはフィリピンの人々の心配を煽り、自信喪失につながり、マレーシアやベトナムでは微々たる利益が出ているにも関わらず、今後半年の経済について不安以外与えませんでした。
インドネシアの景況感副指数にはまだ経済的な自信は見受けられますが最初の4半期で76.3%から71.8%に下落しました。
輸出は盛んになってきていますが、最近の調査によると消費者の賃金上昇に関してや、インフレに対する心配が表れています。
一方マレーシアでは景況感指数は29%から34.1%に上昇しました。これは2期連続の上昇です。
7か月連続で輸出が増えGDP(国内総生産)も引き続き上昇するとみられています。
しかし、ASEAN(東南アジア諸国連合)の他の5か国と比べるとマレーシアの経済順位は低いのです。
タイでは、景況感副指数が50.8%から45.7%に下がりました。
50%以下になる事は2014年以降初めての事です。
前期より、政治悪化による経済不安や、国民の収入や消費の減少が報告されています。
フィリピンでは他国と比べ多少楽観的であり、1.8ポイント減少で55.9%に留まっています。
ベトナムでは、0.8ポイント減少し63.9%になっています。
このFTCR(フィナンシャルタイムズ調査機関)の景況調査による指数は、インドネシア、マレーシア、フィリピン、タイ及びベトナムの5000人の消費者アンケートに基づいています。
FTCRとはフィナンシャルタイムズによる独立した調査機関であり、中国及び東南アジアの詳しい内情調査を行っています。
市場調査から現地での独占調査などの投資家のための今後の予測分析を行っています。