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広西チワン族自治区とシンガポールのASEANへの貿易拡大計画について

「中国南部に位置する広西チワン自治区が新たに有意義な貿易を行う事にした」、と、経済貿易大臣であるKoh Poh Koonが発表しました。
Dr.Kohは、中国(広西チワン自治区)ベトナム経済貿易協力会議にて、ベトナムとの国境に接している広西チワン自治区は「豊かな土地に恵まれており、
尚且つASEANへつながる海にも面している為、ベトナムと中国による統合イニシアチブにおいて重要な交差点になるでしょう」と述べました。

4月に行われたミーティングに続き、重慶市と南西部とシンガポールが広西チワン自治区を経由した新たな輸送経路を設ける事に対し、前向きに検討している、
と昨日行われた会議でシンガポールIEと重慶市の地方議会が発表しました。

貨物輸送は重慶市から広西チワン自治区のチンジョウ港へと地上の経路で運ばれ、
そこからトンキン湾(中国ではベイブ湾として知られている)経由でASEANへと輸送されます。

「(中国が進めている)一帯一路(OBOR)構成において、この今までになかったシンガポールと重慶市の協力体制は大きな前進です」とDr Kohがマンダリンで発言しました。

Pacific International Line(PIL)もまた、南寧市に位置するシンガポール重慶市総合物流所を発展させる、という考えを4月に発表しています。
「この新たな計画により、総合物流所による輸出入はさらに勢いづくでしょう」とDr Kohは述べています。

重慶市が海上アクセスを有効活用し中国西部の経済発展を促し、中国とASEAN間の貿易も発展させる事により、
シンガポールと中国両国の経済を確実に発展させていくことでしょう。

PIL代表取締役 Teo Siong Sengはこう述べています。「現時点での一帯一路計画は(特に大規模な両国間のインフラ計画)政府によるものである。
しかし、更に経済面が関わってくるようなことがあれば、更なる経済発展につながり、両国の協力体制も向上するでしょう。
経済発展面において、シンガポールは中国程発展しておりませんが、経済改革においてはシンガポールも中国に劣りません。
シンガポールの経済面では、重慶市の有利な海上アクセスに期待をし、ASEAN間の貿易も発展させ、シンガポールと中国両国の経済を発展させることに期待をしています。

中国の経済大臣、またEast Coast GRC deMpを務めるLee Yi Shyanも、この新たな経路により戦略的で両国間の更なる協力体制を発展させる。
「重慶と、南部の交通網の発展に参加し協力することが重要になるでしょう」と述べています。

この経路は電化製品、家具、材木、機材等の巨大な物流経路になるでしょう、とベイブ湾ポートグループ代表Mr Zhou Xiaoxiは言います。

この新たな経路に続いて、重慶市からPILのある広西チワン自治区をつなぐ路線上にPSA Internationalとベイブ湾ポートグループは倉庫を設けました。

広西省の経済副局長Mr Ma Jixianは他の友好的な貿易手段は南部の経路同様通関を一か所にする必要性もある、としています。