Tagged in: IPO

下半期に強力なIPOがASEANに流れ込んできている

マレーシアが最近の数々の進歩を掲げ主導しています。

東南アジアは下半期、以前よりもIPO(新規公開株)活動が増加していて経済的自信もまた増加している傾向にあると思いますと、銀行役員がビジネスタイムスで明かしました。
東南アジアの多くの国の株価指数は2017年現在とてもいい方向に動いていますと、ECM代表取締役 Ho Cheun Hon は言っています。
IPO(新規公開株)は好調で、東南アジア各国の市場では再売出しルートも確立してきています。
特にマレーシアが、IPO(新規公開株)においても昨年と比較し今年は好調です。
同様に、シンガポールUSB投資銀行の代表も株式市場の活動は活発化してきていると、話しています。
Ms.Chooは、「株式市場は昨年末より驚異的に回復してきており、これにより各会社の流動資産、資本の増加も実現します。
EYのデータによると今年の第2期は第1期と比べIPO(新規公開株)の再売出しは、質も良く更に活発です。
この地域でのIPO(新規公開株)は全体的に見て3ヵ月前の15の取引で11億ドルだったのに対し、33の取引で31憶ドルにまで上がりました。
第2期はインドネシアの証券取引所がASEAN(東南アジア諸国連合)内で最も活発で13の取引で2.21億ドルです。
一方最も前進したのはマレーシアで、13.4億ドルです。
シンガポールでは、第2期のSGX(シンガポール取引所)における5つのIPOで合計1.82億ドル上がりました。
ドイツ銀行(現在シンガポール内で数少ないREIT(不動産投資信託)のIPO(新規公開株)以外の取引をするHRnetGroupの管理をしている唯一の銀行)の東南アジアコーポレートファイナンス代表取締役Sreenivasan Lyerは
「タイとシンガポール以外でも特定のIPO(新規公開株)取引が下部組織及び専門サービス企業などで行われています。
一方マレーシアとインドネシアでは、産業と化学薬品において更なる活動が期待されています。
数年に渡る低インフレとデフレを経験し、今経済は順調に進んでおり企業も投資や新たな取り組みに対し自信を取り戻しつつあります。」と、述べています。
UBSのMs.Chooは更に「シンガポール市場の拠点となっているREIT(不動産投資信託)について、今年初めより取引が活発に行われており、不動産復帰、資産拡大などの活動が大いに期待されています。
SGX(シンガポール取引所)は更なる外国資産面においてのREIT(不動産投資信託)取引を視野に入れています。」と、述べています。
REIT(不動産投資信託)と事業信託の流通ルートは高生産性を求めている機関や、投資家のおかげもあり十分な流動性を確保できるとMr.Hoは言います。
過去4年間シンガポールで最も大きなIPO(新規公開株)がSingtel’s Netlink NBN Trustにより行われるでしょう。上場することにより総収益が23.5億シンガポールドルになると予想されます。
DBS銀行、モルガン・スタンレー及びUBSが協力し活動しています。 
タイでは、WHA社の子会社であるUtilities and Power社(国内最大の貨物の一時保管所の業者)がIPO(新規公開株)により収益を1.74億ドルに上げ、
インフラが加速する中、関連する固定資産を探している他種会社(年金基金、保険会社等)にも安心感を与えました。
PwC(プライスウォーターハウスクーパース)は、現在1.7兆ドルである世界的インフラ支出が2020年までに2倍になると予想しています。
Deloitteの収集したデータによると、2014年〜2016年にかけて、ASEAN(東南アジア諸国連合)内のIPO(新規公開株)の取引面では、エネルギーや資源などの消費者向けビジネス会社は工業産業同様、上位3つを占めています。
東南アジアが事業に参入し、GDP(国内総生産)の50〜60%を占めるようになりました。
「低賃金労働者の活躍で、インフラ影響や、様々な技術を利用することにより、東南アジアの経済成長はエネルギー、資源及び工業産業において著しい成長が見受けられます。

2016年までにタイはIPO(新規公開株)シェア(6.6億シンガポールドル)、資本市場(26.3憶シンガポールドル)どちらにおいてもASEAN(新規公開株)内でリードしていると言えます。
2014年〜2016年はベトナムがIPO(新規公開株)においてはトップを占めていました。
これは政府の働きによるもので、国のGDP(国内総生産)向上を図ったのですが成功とはなりませんでした」とDeloitteは言います。
ASEAN(東南アジア諸国連合)の成長により、中流階級の市場参入の動きを受け、市場も第3次産業(金融サービス、生命科学等)への動きを見せています。
これらの国々は今後もインフラや規制政策などにより、これまでのような貿易、産業及び経済面での成長を続け更なる発展を遂げるでしょうと、Deloitteは述べています。